5/30日のTBSラジオ『荒川強啓デイ・キャッチ!』でウェルクについて扱った( 音声はこちらから )。 Twitterでもつぶやいたけれど、元ネタとなった主な記事は以下 「WELQの方がマシだった? ネットの医療情報は今、どうなっているのか」 (BuzzFeedNews,2017/5/24) 「 WELQ退場から半年。事件は医療・健康系検索結果をどう変えたか? 」(web>SEO,2017/5/24) 「 Googleは情報の正しさを判断するようになるのか? 偽ニュース対策で検索アルゴリズムを更新したGoogleのベン・ゴメス氏に聞く 」 (web担当者Forum,2017/4/26) 放送内容を簡単に言うと、内容に問題のある医療情報サイトはなくなっておらず、それどころか検索内容によってはより問題あるサイトが検索に表示されてしまうというものでした。 グーグル様をもってすれば検索エンジンのアルゴリズムなんて簡単に変更できるんじゃないかと思っていたけれど、記事を読む限りは難しそうです。もちろんグーグルもビジネスでやっているわけだから、ある程度いじれないアルゴリズムもあるだろうが、それでもピンポイントで知りたい情報になればなるほど不正確な情報にたどり着く可能性が上がるという指摘は、グーグルを利用する僕達にとっても重くのしかかる課題だろう。バズフィードの記事にあるように 「信頼性を重視しすぎると有益な情報が探せなくなり、ユーザーの要望を重視しすぎると健康被害をもたらす情報がでてしまう」 という問題は、我々にとっての課題だと思われる。 とはいえ、やはり不正な情報を掲載するサイトが、広告費を使ってバンバン不正情報を世間に垂れ流すのが一番の問題だ。そこにはグーグルのようなプラットフォームの責任も重大だろう。お隣の中国では、検索大手のバイドゥの上位に上がった詐欺集団に騙され、命を落とした被害者が出てしまった事件もある( 「 男子大学生の死が投げかけた波紋--百度と中国式検索の信頼性揺らぐ 」 )。 昨年のフェイクニュース問題に端を発するネット情報の『正しさ」をめぐっては、一層プラットフォームの責任が問題視され、FBもグーグルも対応を急いでいる。 ◾「ヘルスケア大学」について 補足というより結論を再び述べたような投稿になって
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